ニールセン、世界最大のスポーツマーケティングリサーチ&コンサルティングカンパニー REPUCOM を買収

Nielsen completes acquisition of Repucom

世界最大のリサーチ会社*1ニールセンは2016年6月21日、スポーツ視聴測定、メディア評価およびマーケットインテリジェンスなどのスポーツマーケティングリサーチ&コンサルティングサービスをワンストップで提供する世界最大企業、REPUCOM(以下、レピュコム)の買収を完了したことを発表しました。買収によりニールセンはグローバル規模でのスポーツ関連サービスを拡大、成長著しいスポーツ市場におけるアナリティクスやインサイトの提供においてトップの地位を確立します。スポーツに対するスポンサーシップ投資は現在、世界規模で 600億ドルとなっており、2010年の 350億ドルからほぼ2倍にまで成長しています。ニールセンによるレピュコムの買収範囲は全オペレーションに加え、同社が所有するデータ、高度なアナリティクスなどの知財やツール、さらには現在進行中のプロジェクトに渡ります。

「スポーツは消費者やブランド、広告主を結ぶ強力なコンテンツです。また、スポーツマーケティングに対する需要も年々増加することが見込まれます。レピュコムの買収はニールセンにとって、大きな気運の高まりをもたらします。データ収集・分析と測定というサービスの組み合わせにより、ニールセンは今後広告主に対し熱狂的なスポーツファン層におけるポジションの強化、広告キャンペーン効果の向上やファン層とブランドのつながりを強化する機会を提供できるようになります」、とニールセン エンターテインメント社長、ハワード・アッペルボームは述べています。

レピュコムはスポーツ視聴測定分野における最も信頼性の高い手法を確立しています。また賞を獲得した同社のロゴ認知やメディアモニタリングテクノロジーを駆使して、年間 530万時間を超えるコンテンツ視聴や 110万時間超のインタビュー視聴を測定しています。これらの実績により、同社のサービスは全世界で 1700社以上の主要権利者、ブランド、広告代理店や放送局に選ばれています。

ニールセンは今後、同時に視聴されるブランドロゴのサイズ、期間、場所や数などを踏まえたブランド露出の質を計測するオリジナル手法、QI メディアバリューなどを含むレピュコム所有の様々な手法をクライアントに提供することが可能になります。レピュコムのブランド露出データや測定指標は業界標準として採用されており、同社のスポーツスポンサーシップデータをニールセンの購入意向やその他のデータと組み合わせることで、より効果的な意思決定を支援する独自のソリューションが生み出されます。

「今回の買収はレピュコムのビジネスモデルの有用性を証明するものであり、スポーツマーケティング市場にとって重要なターニングポイントとなるでしょう。ニールセンはスポーツに多大な貢献を行っている企業で、買収により中国、メキシコ、ロシアなどの重要な市場への進出が可能になります。現在、スポーツ関連事業を行っている企業のデータに対する要求は高度化しています。以前はスポーツに対する情緒的なつながりの構築という視点で経営判断が行われていましたが、現在はインサイトや信頼性の高いデータが経営判断を行う上で必須となっています。買収はレピュコムの地位を高めることに貢献した人材、さらには世界規模のスポーツマーケティングを市場として捉えているニールセンの功績を認めるものです。両社の視聴測定やパフォーマンス改善サービスを統合することで、全世界におけるスポーツマーケティングのさらなる発展が期待されます」、とレピュコムの創始者、ポール・スミスは述べています。

ニールセンは数年に渡り、アメリカの様々なトップスポーツチームやリーグ、ブランドに対しタレントアナリティクス、広告視聴測定、テレビやラジオ視聴率、デジタル視聴率などを含むデータやインサイトを提供し続けてきました。ニールセンが提供する主なソリューションはテレビ・ラジオ視聴測定、ニールセンカタリーナソリューションズ、ニールセンバイヤーインサイツおよび N-スコア、エンターテインメント業界におけるタレントの推奨ポテンシャルを評価するシンジケートソリューションなど、多岐に渡ります。

 *1 ESOMAR Industry Report “Global Market Research 2014”調べ